この記事ではホームぺージでリニューアルが必要な状態についてまとました。
古いままのホームページは会社にとって宝の持ち腐れのようなものだと思います。
以下に当てはまるホームページは適切な情報を適切なユーザーに届けるためにぜひリニューアルを検討してくださいね。
ホームページのリニューアルが必要な理由
WEBデザインやレイアウトが古くなっている
ホームぺージデザインにはトレンドや時代があります。
実際にインターネットが流行り始めた頃のサイトと、現代のサイトとでは見た目が本当に違っています。
訪れたユーザーが「このサイトは古くて見づらいな」と感じてしまうと、サイトからの離脱率が上がってしまいます。
古いなと感じるデザインの原因
- 影を多用している
- コンテンツの横幅が狭い
- 使っている写真の画質が悪い
- 写真に写っている人物や風景などが古い
- 文字や写真が小さい
- 文字と文字の間隔が近すぎる
- 原色を使っている(青・緑・紫)
- 左右にサイドバーがある
デザインの古さは、離脱に大きく影響するため、定期的にデザインのリフレッシュが必要です。
⇓こちらは弊社の過去ホームぺージです。今見るととても古いサイトのようなイメージですね。
サイドバーあり、影のようなグラデあり、原色(真っ赤めな色)使ってる、バナー古い、写真古いなどなどてんこ盛りでした><
スマホやタブレット表示でのレスポンシブデザインに対応していない
現在では、スマホやタブレットなどのモバイル端末での利用が増えているため、レスポンシブデザインの対応は必須事項です。
同じサービスを行っている競合他社にユーザーが流れる可能性もあるため、スマホ対応は必ず行ったほうがよいです。
2019年には、スマートフォンの普及率は80%を超え、スマートフォンを利用してインターネットにアクセスするユーザーは70%以上にもなっています。
ターゲット層によってはパソコンからサイトを閲覧することが多い場合もありますが、お客さんの取りこぼしを防ぐためにもスマホ対応はしておいた方が無難です。
レスポンシブデザインではないホームぺージ例
- 文字サイズが小さ過ぎる
- スマホで見たときにコンテンツが画面の外にはみ出ている
- スマホで見たときにもサイドバーが表示されていて内容が見づらい
モバイル端末での利用が増えている現代において、スマホやタブレット表示に対応していないホームページは、ユーザーにとって利用しづらいものになります。
ユーザーに快適なホームページ体験を提供するために、できるだけ早く対応することが望ましいです。
ユーザーが操作しづらいと感じるホームページ
ユーザーが操作しづらいと感じるホームページは、リニューアルが必要です。
必要な情報を必要なユーザーに届けられているでしょうか?
ユーザーが操作しづらいと感じる原因は様々ですが、主なものとしては、ボタンの配置がわかりにくい、ページの読み込みが遅い、情報の取得が難しい、などが挙げられます。
このような問題は、ユーザーのストレスに繋がり、結果としてサイトの離脱に繋がることがあります。
ユーザーが操作しづらいと感じる例として、以下のようなものがあります。
- 必要な情報を探すためのメニューがわかりづらい
- フォームが分かりにくい
- ページの読み込みに時間がかかる
- クリックしにくいボタンの配置
- 電話番号を押しても電話が掛からない
- 住所をコピーできない・地図が載っていない
サイトマップの見直しや、ボタンの配置の見直し、リンクの設置箇所の見直しなどを行い、わかりやすいホームぺージを作ることが大切です。
筆者は予約やお問い合わせフォームが崩れていたり壊れていたりするとあきらめて他のサイトに移動してしまうことよくあります。。
ユーザーが操作しづらいと感じるホームページは、リニューアルが必要だといえると思います。
ホームページの内容が古くなっている
飲食店の休みをホームぺージで確認してから来たのに、休みだった時すごくがっかりした気持ちになりませんか?
ホームぺージの内容が古い会社はユーザーからの信頼を失い、競合他社が最新の情報を提供している場合、ユーザーはそちらに流れてしまう可能性があります。
小まめに更新し、最新の情報を提供することはホームぺージにとても大切なことです。
会社の顔が見えないホームぺージで、ユーザーに向けてできるせめての事は、正しい情報を掲載しておくことだと思います。
丁寧な印象がありますし親切です。
ホームページのコンテンツが古いまま放置されている場合は信頼の低下につながる可能性があります。最新の情報を載せるためにリニューアルを検討したほうがよいでしょう。
検索エンジン最適化(SEO)が不十分
検索エンジン最適化(SEO)とは、検索エンジンがサイトをクロールして評価する際に、適切な情報を提供することでサイトの評価を上げるための施策のことです。
SEO対策を行うことで、検索エンジンの上位に表示されやすくなり、アクセス数の増加に繋がります。
定期的に検索エンジンはアップデートがあり、SEO対策は時代によって変化します。
ひと昔前はインデックス数がたくさんあるホームぺージのSEO評価が高かった時代もありましたが今は低品質なぺージを増やすと逆に評価が下がる可能性があります。
具体的なSEO対策例
- キーワードの選定
- メタデータの最適化
- コンテンツ質の向上
- 内部リンク施策
反響を増やしたい場合、ホームぺージのリニューアルで成果が出ることがあります!
SEO対策は行ってから、すぐに結果が出るものではないですが、数か月数年でライバル会社と差が出るものです。
現状のホームぺージで反響が少ない場合、ホームぺージのリニューアルがおすすめです!
セキュリティ上の問題がある
ホームページのセキュリティに問題がある場合にはリニューアルが必須です。
SSL化がされていないhttp~から始まるホームページでは、表示される前に「この接続ではプライバシーが保護されません」という注意文が表示されるようになっています。
そもそもホームページが表示されなくなってしまうのでこのまま放置している会社は少ないと思います。
安全なサイトであることは、ユーザーにとって信頼性の高いサイトであるという印象を与えるだけでなく、悪意のある攻撃から守るためにも必要です!
セキュリティに問題がある場合、お問い合わせフォームや通販ショップの個人情報等、不正アクセスやデータ漏洩などのリスクがあります。
ホームページのセキュリティに問題がある場合、早急な対応が必要です。
SSLの導入や不正アクセス対策、バックアップの定期実施など、セキュリティ対策をしっかりと行い、安全かつ信頼性の高いサイトを提供することが大切です。
サイトの更新や修正を担当者が操作しづらい
ホームページはSEO的にもユーザー目線的にも新しい情報を常に掲載、更新していることが大切です。
そのためには、更新や修正を行う担当者が、操作しやすい環境を整えることが重要です。
古いホームページは作業効率が低下し、コストや時間がかかります。
リニューアルにより、操作性の改善だけでなく、コスト削減や効率化ができます。ソフトを入れなくてもインターネット上で誰でもホームページを編集できるwordpress(CMS)を導入したシンプルな構成のホームページにリニューアルすることをおすすめします。
ホームページリニューアル時にすべきこと
リニューアルの目的と目標を明確にする
数々のホームぺージをリニューアルしてきた筆者(ディレクター)が思うホームぺージのリニューアルでもっとも大切なことは、リニューアルの目的や目標を明確にすることです。
リニューアルする目的や目標を明確にすることで、ユーザーが求める情報を提供し、ビジネス目標の達成につながるサイトを作ることができます!
ユーザーが求める情報を提供することで、サイト滞在時間が増え、ユーザーエクスペリエンスの向上につながります。また、ビジネス目標に応じたコンバージョン率の向上が期待できます。
リニューアルに関わる担当者が増えると、たくさんのことを取り入れたいあまりに、どれも中途半端で訴求が弱くなってしまったり、予算オーバーになり重要なぺージを削ることもあります。
せっかくのホームぺージのリニューアルで結果を出すために、まずはリニューアルの目的や目標をはっきりとさせることから始めると良いと思います。
コンテンツの更新やサイト構造の見直し
リニューアルの際はユーザーが求める情報を提供するために、コンテンツの更新やサイト構造の見直しをすると良いです。
ユーザーがサイト内で必要な情報をすばやく見つけることができなければ、サイトを離れる可能性が高くなります。
また、コンテンツの更新によってサイトの鮮度が保たれ、検索エンジンからの評価が高まります。
必要なぺージを必要としているユーザーに適切に届けられるようにリンクの場所やぺージの構成の見直しが必要です。
ターゲットや客層を明確にする
ホームぺージを作成する際にとても重要なことはターゲットや客層を明確にすることです。ペルソナを決めるとも言います。
担当者の好みやイメージで作成してしまうと実際のユーザーに響かない可能性があります。
例えば、50~60代がターゲットの客層であるにも関わらず、ポップのファッション誌のようなホームページでは効果が出にくくなると言えますよね。
ターゲットを明確にすることができれば、ニーズを満たすコンテンツの作成や、訴求力のあるデザインの作成、適切なSEO施策の実施など、リニューアルのあらゆる面で効果を発揮することができます。
ターゲットの年齢層や性別等をお教えいただければ、ペルソナに合わせたデザインを制作することが可能です!
デザインの変更と改善
ホームページリニューアルにおいて、デザインの変更と改善は非常に重要です。
デザインは、ユーザーに最初に与える印象を決定する重要な要素の一つであり、ユーザーの行動に影響を与えることが明らかになっています。
ユーザーの視覚的な感覚に合わせたデザインを採用し、ブランディングやコンバージョンにつながるよう改善することが大切です。
提供しているサービスや商品が魅力的であっても、魅力的だということがユーザーに伝わらなくては意味がありません。
例えば、オーガニックがコンセプトのお菓子のパッケージがオーガニックとは程遠いものであれば届けるべくお客さんには届かず、商品は見られることや手に取ってもらえることが減ってしまうと思います。それは非常にもったいないことですよね。
同じように、Webサイトのデザインも商品やサービスの魅力を表現するための重要な要素です。
ブランドイメージやコンバージョンにつながるよう、ユーザーの視覚的な感覚に合わせたデザインのホームぺージにすることが良いでしょう。
サイト構造の見直し
ホームページのリニューアル時に、サイト全体の構造の見直しをすることもおすすめです。
サイトの構造を見直すことで、ホームぺージの使いやすさが向上し、ユーザーの利便性を高めることができます。
また、サイト内のコンテンツの見つけやすさや、情報の整理など。家の整理整頓と似ています。
見ていてわかりづらいな感じるサイトは、ユーザーが離脱しやすくライバルの会社のホームぺージに流れてしまう可能性もあります。
情報はあるべきところにあるか?わかりやすくまとまっているか?などリニューアルの際に今一度見直すとより良いホームぺージが作れます。
SEO対策でキーワード選定
ホームページリニューアル時には、SEO対策を忘れずに行いましょう!
キーワード選定は、検索エンジンでの上位表示を目指す上で欠かせない作業です。
どんなキーワードで上位表示させたいのか、正しいキーワードを選定することで、ユーザーの検索意図に合致したコンテンツを提供し、検索エンジンからの流入を増やすことができます。
SEOキーワードを決めずにホームぺージをリニューアルするは言うなれば少しもったいないことです。
リニューアルの際はSEO対策のキーワード選定を行いましょう。
セキュリティ対策(SSL)の強化
ホームページリニューアル時には、セキュリティ対策としてSSLの導入が必要です。
今の時代にSSL化していない企業サイトはほぼないと思います。
SSLを導入することで、情報漏えいや改ざんのリスクを低減し、ユーザーからの信頼度も高めることができます。
chromeではSSL化していないサイトには「〇〇への接続は安全ではありません」と警告文が表示されるようになっています。
リニューアルされるサイトはSSL化が当たり前の時代ですが、念のため確認しておいた方が良いでしょう。
ホームページリニューアルのまとめ
ホームページのリニューアルは、企業イメージの向上や顧客とのコミュニケーション促進のために非常に重要です。
現状のホームぺージの課題を把握し、リニューアルの目標を設定することが大切です。
デザインにおいては、わかりやすい親切なデザインを心掛け、SEO対策においては、適切なキーワード設定や内部リンク最適化が必要です。
なんとなくリニューアルを進めるのではなく、それぞれの顧客に合ったホームぺージを制作しましょう。